死別したパートナーの家族(義理の両親、兄弟姉妹)との付き合い方

死別したパートナーの家族とはどのような関係?

もしパートナー(夫や妻)と死別した場合でも、姻族との関係は自動的に続きます。

「姻族(いんぞく)」とは、血のつながっていない親戚関係のことを指します。

つまり、義理の両親(義父、義母)や兄弟姉妹などにあたります。

よく死後離婚をする理由に、義理の両親の扶養義務を負いたくないという

内容がありますが、基本的にはないと思って良いでしょう。

扶養義務が発生するのは、義理の両親から審判の申し立てがあり、

家庭裁判所が「特別の事情」を認めた場合に限り、扶養義務が発生します。

死後離婚について

配偶者との死別後にも、義理の両親(父、母、兄弟姉妹、親戚)との

関係は続けたくないという内容のウェブページが多いです。

理由としては、

  • 夫や妻と同じ墓に入りたくない。
  • 義両親の介護や面倒を見たくない。
  • 親戚付き合いを続けたくない。

特に女性が思っていることが多いようです。

最近では、「死後離婚」という言葉も出来てメディアなどでも

たびたび話題にあがっています。

死後離婚をするとどうなる?

姻族関係終了届を自治体へ提出すると、姻族との関係がきれます。

提出したその日から他人です。

ただし関係がきれるのは自分だけです。

子どもがいる場合は、子どもからみて義理の両親は、

おじいちゃんとおばあちゃんということには変わりはありません。

また、姻族関係終了届は相手の同意なしで提出が可能です。

自分だけで提出するかどうか決めて良いのです。

相手にも通知はされません。

戸籍謄本に記載がされるだけです。

年々増えてきている死後離婚

離婚件数は、年々減少傾向にあります。

しかし、70歳以上の離婚件数はここ15年間で2倍以上増えています。

いわゆる熟年離婚というものです。

一方で、「姻族関係終了届」の届出数は増加傾向にあります。

2006年 1,854件から比較してみてみると、

2016年 4,032件と2倍ちょっと増えています。

こういった背景から見ると、死後離婚をするのは

70歳以上が多いのではないかと思われます。

死後離婚のデメリットは?

一度提出すると取消が出来ません。

法要の連絡等も来ないようになる可能性があります。

子どもがいる場合、義理の両親が亡くなった際の遺産相続に口出しできなくなります。

死後離婚をした場合、相続や年金はどうなる?

亡くなった配偶者との関係は「死別」になるので、

遺産相続や遺族年金は、引き続き受給することが可能です。

親族との理想的なつきあい方

定期的に会いに行く

子どもがいる場合は、定期的に両親や兄弟に会いに行きましょう。

お墓参りや法要は当然ですが、それ以外にも顔を見せに行くのが理想です。

おじいちゃん、おばあちゃんも孫に会いたいんです。

困った時は相談する

子育てで困った時や悩んでいる時は、迷わずに相談しましょう。

おじいちゃん、おばあちゃんは子育ての先輩です。

ましてや自分が好きになった配偶者を育てたのですから、

学ぶことは絶対にあるはずです。

助けられるところは協力する

介護もそうですが、家電やスマホなどの操作、病院を探したり、

ボケ抑止に協力したり・・・ほんの小さなことでも良いのです。

これからもどんどんと時代は進んでいきます。

高齢になってくるおじいちゃんやおばあちゃんは、

ついていけない人も多いと思いのです。

全てAIがやってくれるようになる時代がいつか来るかもしれませんが、

色々と困っていることがあったら出来る限り協力してあげましょう。

まとめ

姻族関係終了届を一度提出したら取り消しが効かないこともあるので、

死後離婚をするかどうかについては、しっかりと考えてから決めましょう。

個人的には、高齢者で元々離婚を考えていた人や、

パートナーの親族から相当な嫌がらせを受けている人でないと

メリットがあまりないような気がします。

ボクは義両親との関係も良好なので、これからもずっと付き合っていきたいです。

自分の親だと思って、困ってるときには助けてあげたいです。

“死後離婚なんてボクには関係ない話だな。”



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