ナルコレプシーについては、こちらの記事で詳しく紹介しております。
現在の医療技術では完治しない以上、病気と上手く付き合っていく他ありません。
かといって、仕事をしなければ収入を得られず普通の生活も送れないので困ってしまいます。
これまで約20年間ナルコレプシーとつきあってきたボクが、上手く生活を送るにはどうするのが良いのか考えてみました。
ナルコレプシーが仕事を選ぶ3つのポイント
自分のペースで出来る
販売員など接客サービス業は、お客様次第の仕事が多いため自分のペースでこなすことは難しいと言えます。
理想はフリーランスですが、やはり実績やスキルが必要になるのでいきなりフリーランスになることはハードルが高いです。
仕事の管理が自分で出来て、与えられた仕事を自分のペースで出来る職場や業務が良いと考えます。
責任者や管理者のように、ある程度の権限を持った立場であれば仕事もやりやすいですが、誰でもそういった立場になれるわけではありません。
そう考えると、特にスキルや実績がない人は、在宅勤務などリモートで出来る仕事が良いと考えます。
命に関わる仕事はなるべく避ける
車をはじめとした乗り物の運転、高所や危険な場所での作業などは、一瞬の眠りが命を危険にさらすことになります。
自分の命だけではなく、他人の命を奪うことにもなりかねません。
こういった仕事はなるべく避けるべきであると言えます。
職場の同僚や上司の理解
入社する時にあらかじめナルコレプシーのことを伝えている人もいますが、隠している人や途中で発症した人もいます。
たとえ自分のペースで仕事をこなすことが出来ても、会社員には周りとの協力も必要になってきます。
同僚や上司が、ナルコレプシーについて知っていることはほぼないと考えましょう。
すると、周りからはやる気のない人、よく居眠りしている怠け者扱いをされてしまいます。
せっかく仕事が出来るのに、そういった印象は仕事を進めていく上でも悪い影響が出てきてしまいます。
まずは、同僚や上司に相談してみるのが一番良いと考えます。
ナルコレプシーの仕事探しは?
ハローワークに相談するのもひとつの手ですが、担当者もナルコレプシーについて理解していない人が多いので、条件の良い仕事が見つかることはなかなか難しいと言えます。
病院も仕事の面倒まではみてくれません。
そこで、障害者向けの求職サービスを使うことも一つの手です。
ナルコレプシーは、基本的に障害者認定はされませんが、中には使える求職サービスも存在します。
これから仕事を探す人は?
現在、仕事をしていない人でこれから探すことを考えている人は、すぐに収入を得る必要があるかもしれません。
そんな時に使えるのは、まず治験があります。
睡眠障害者向けの治験があるかどうかは、タイミングにもよって違いますが、登録は無料で出来ます。
さらに、健康診断も無料で出来るので一石二鳥ですね。
コメント