日本の小学校でも2020年度からプログラミング学習が始まります。
これからロボットや機械が多くなってくる時代にそって教育内容はどんどん変わっていきますね。
このプログラミング学習は、STEAM(スティーム)教育の一環でもあります。
STEM(ステム)教育とSTEAM(スティーム)教育について
STEM(ステム)教育は、英語の単語スペルの頭文字を取って名づけられています。
- Science(科学)
- Technology(技術)
- Engineering(ものづくり)
- Art(芸術)
- Mathematics(数学)
STEAM(スティーム)教育は、このSTEM教育に「Art」を追加したものとして呼ばれています。
いずれもこれらの内容を重視した教育モデルです。
STEM(ステム)教育とは?
STEM教育は、元々2000年代にアメリカで生まれた教育方針です。
オバマ元大統領が教育政策に挙げたことから認知度が一気に広がりました。
このSTEM教育の目的は、現在も日々進歩しているITテクノロジーにおいて将来的に科学技術に長けた人材の育成を図るためです。
国家としても、優秀な人材や技術を確保することで世界でも優位な立場が築けるわけですね。
STEAM(スティーム)教育とは?
では、なぜSTEM(ステム)教育にArt(芸術)が追加されるようになったのでしょうか?
ただ単純に芸術が必要だというわけではないみたいです。
芸術というと、学校の授業科目でいう「美術」「図工」「音楽」などがありますが、これらの科目は創造力を育てるという目的もあります。
最近では技術だけではなく、デザインなんかもやはり大切ですよね。
昔からなんでもビジュアルは重要ということは変わりません。
また、日本の経済産業省は、Artは「デザイン・芸術」だけではなく「人文・社会」にも捉えていると資料に記載しています。
この芸術というものは、クリティカルシンキング、問題解決能力やコミュニケーション能力を育てるとも言われています。
日本でも「日本STEM教育学会」や「STEAM教育協会」が設立されてだんだんと認知度の向上に力を入れています。
こうした教育方針が広まっていくことによって、これまでは、文系・理系とはっきりと分かれていましたが将来的には文系理系という枠をなくして両方とも勉強する必要が増えて行くのかもしれません。
STEAM教育を受けるには?
プログラミング教室や通信教育、おもちゃで学ぶことができます。
小さい子供には、まずはおもちゃを買ったりするのも良いですし、まずは無料で体験できる教室や通信教育から始めてみるのが良いので、いくつかご紹介します。
STEM教育玩具
“やっぱりなんだかんだ言ってもプログラミングはこれからの時代に必要だね。”