最後に妻とお祝い出来た娘の初めての誕生日

結局、妻と一緒に娘の誕生日をお祝い出来たのは、たったの1回だけでした。

初めての誕生日にして最後にお祝い出来た誕生日の思い出です。

前の日に妻と一緒に誕生日プレゼントを選びに出かけました。

娘は絵本が好きなので、本屋に行って買いました。

中身がデコボコしているので面白いだろう。

ページも厚めでめくりやすいだろう。

そんな感じで一緒に決めました。

今でもときどき読んでいます。

誕生日は妻の実家でお祝いしました。

癌が再発して翌日から入院生活が始まるところでしたが、妻は朝からせっせと料理を作っていました。

体調も悪かっただろうに、そんな風には見えないくらい前もって考えて準備していたのがすごい分かりました。

妻はあまり料理は好きではないという感じでした。

妻もボクもお互いに仕事をしている時は、一緒に好きなタイ料理を作ったり、外に食べに行ったりすることが多くて料理はたまに作ってくれるくらいでした。

しかし家族で一緒に生活している時は、毎日料理を作ってくれました。

特に娘の離乳食に力を注いでいましたが、それでも毎日おいしかった。

娘が産まれてからは、誕生日やクリスマス、ひな祭りなどイベントの時は特に気合いが入っています。

1歳の誕生日に妻が作った料理は、赤ちゃんの時からずっと観ている”うーたん”

「いないいないばぁっ!」のキャラクターです。

これとケーキも一緒に作っていました。

当日の夜に、妻の実家でお祝いしました。

大人数でお祝いして、娘も大喜び!

もし妻がまだ生きていたら、きっとこれからもイベントの度に、何かしら凝ったものを作っていっただろうと思います。

だからボクが代わりにそうしていきます。

これはシングルファザーの使命でもあるのです。

今年の誕生日はどうしようかな?

プレゼントもボクが選ばないと。

普通に選んだら、センスのないものを選ばないで!

って怒られてしまうので、無難なものにしないとな。

とりあえず前日から3日間の休みは確保したので、気合いを入れないといけません。

クックパッドでも見ながら考えたいと思います。

“こうした普通の毎日が幸せなんだって良く言ってたね。”

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