自分の娘に対して、いつか大きくなったら妻みたいになって欲しいなという部分がいくつかあります。
まずひとつめは「綺麗好き」についてのお話です。
付き合ってた頃、妻の家によく遊びに行っていました。
正確には、付き合う前からです。
結婚してからも半年間は遠距離だった為、週末婚で毎週自分が妻のところへ通っていました。
妻が里帰り出産で地元に帰るまで住んでいた祐天寺のアパート。
たくさんの思い出があります。
最初に妻の家に行ったのは、初めてデートで江ノ島へ行った帰りです。
割りと早い時間に東京へ戻ってきたので、
どうする?家で飲もうーと妻が言うので、お邪魔することになりました。
初デートの帰りに男を家に入れちゃう!?と思いましたが、
後から妻に聞いたところ、
男として見てなかったし、絶対何もないという安心感があったからと言われました。
そうですよね。初デートから男を家にいれないよねという安心感と、
男として見られていなかった(涙)という残念感で複雑な気持ちになりました。
ちなみに初デートは付き合う前で、ただ同じ会社の同僚という関係でした。
同じ営業所には同年代もいなかったせいもあり、
話もあってよく会社帰りに飲みに行ってました。
そんな中、会社が休みだった日に海がみたい!美味しい海鮮が食べたい!
という暇潰しくらいの感じで初デートになりました。
話が初デートにそれてしまいましたが、妻の家に初めて行ったときの感想です。
まず住んでいるアパートは、外観も綺麗でした。
さてどんなお部屋なんだ??と楽しみにしていると家に入ってすぐに
家に入ったらすぐ足洗ってな。
はいはい、分かりましたよ。
否応なしに足を洗い、ようやく部屋に入ると
めちゃくちゃ綺麗!モデルルームみたい!
今まで行った知り合いの家の中でも圧倒的に一番綺麗でした。
テレビ台にはDVDプレイヤーと小さなパキラが。
テーブルにはオシャレなティッシュボックスとリモコンのみ。
部屋の片隅にはワインセラー。
他にあるのは、間接照明と鏡とベッドくらい。
基本的に全てクローゼットに入れてるみたいです。
ワイン色に近い赤色のカーテン。
ボクも好きだなあの色。
妻の当時使っていたお財布と同じ色だ。
髪の毛ひとつ落ちていない部屋。
なんかとても緊張するけど、なんだかキレイで居心地いいな。
とボクが少しゆっくりしてるときに妻は洗濯をはじめていました。
洗濯は毎日するみたいです。
布団カバーやシーツも週一で洗濯するみたいです。
洗濯を回している間は、クイックルワイパーで床を掃除しています。
いやいやこれだけキレイだったら掃除する必要ないでしょ。
まとめて掃除するより、ちょっとずつ何かのついででやったほうが効率的だし維持できるの。
なるほど。求めるキレイさのレベルが違う。
それから次にトイレとお風呂の話です。
トイレ借りるねー。
小でも大でも便座に座ってしてね!
え?小で座ってしたことないんだけど。
飛び散って汚くなるから座ってして!終わったら拭いといてね!
言われた通りに座ってしました。
終わってからも綺麗にしようと便座を拭いて出ると、なぜか妻がトイレへチェックしに行きました。
便座の裏もちゃんと拭いといてよね!
はい。気を付けます。潔癖症みたいだねー
トイレには神様がいてキレイにすると良いことがあるの!
お風呂では、必ず毎日お湯を抜いて入ったあとにそのまま湯船を掃除します。
お風呂からあがるときは、壁に冷たい水をかけて床も水で流します。
こうするとカビ対策になるらしいです。
ボクはたまーに掃除はしてたけど、入ったあとすぐにはやったことなかったな。
でもこっちのほうがついでに出来るし効率良いな。と思いました。
もはや洗濯と掃除は妻の趣味のようでした。
それからもよく妻の家に行きましたが、いつも綺麗に維持できていました。
やっぱり汚いより綺麗なほうが良いですし、
布団やシーツも洗濯後のほうが気持ちいいです。
ボクも自宅のトイレは、今でも座ってしています。
お風呂からあがるときは湯船を掃除して壁と床に水をかけてます。
洗濯もなるべく毎日してます。
お部屋も綺麗を維持するように意識しています。
慣れって素晴らしい!
娘にもそんな綺麗好きな妻のようになってくれると嬉しいな。
その為には、ボクがお手本となるように綺麗さを維持していかないと!
“もしマンション見たらまだまだ汚い!って言うと思うけど、少し大目に見てね。”
コメント