我が家では、夜寝る前には子供が遊んだおもちゃなどは全て自分で片付けさせています。
片付けといっても棚に入れるだけなのですが、床には何もない状態にさせます。
もし落ちてたり、片付けないものは捨てても良いものということです。
もちろん捨てる前に、娘に「これ落ちてるけど、捨てても良いの?」と確認はします。
もし大事なものがあった時は、娘が「あ!捨てちゃ駄目!」と言ってきちんと片付けます。
だいたいいつも捨てるものとして出てくるとしたら、折り紙を丸めたものとかお絵かき用紙とかが多いのですが…
おままごとが大好きな娘は、よくぬいぐるみやお人形を使って絵本を読み聞かせたり、お医者さんごっこ、買い物ごっこなどして遊んでいます。
その日は「メルちゃん」が置きざりになっていたんですよ。
毎日のように一緒に遊んでいるメルちゃん。
いつものように確認します。
メルちゃん忘れてるよー!
もう使わないから大丈夫!
え?捨てちゃって良いの?
良いよー
毎日おままごとで遊んでいるメルちゃんを突然手放すなんて信じられません。
娘に再確認します。
本当に捨てちゃうよ?
良いの?
良いの!
思い入れとか全然ないのかい!!とちょっとショックを受けました。
もちろん捨てずに取っておいて、とりあえずクローゼットの上の方にしまいました。
しばらくしたら、やっぱり返してと言うに違いない…
そう思って娘からも見える所に置いておいたんですね。
そして2日後…
寝る前にクローゼットの中に置いてあるメルちゃんを発見した娘。
あれ?メルちゃんいるよ!
捨ててないの?
あー。うん。
お友達にあげよっかなーと思って。
そうなんだ〜誰にあげるの??
あれ?思っていたのと違う…
絶対に返してと言ってくるはずなのに!
むしろそう言ってくれた方が、やっぱりメルちゃん大事だよね〜と分かるので嬉しいのです。
それからまた1週間ほど経ちましたが、返してと言ってこない娘…
こうまでして、突然手放すこともあるのか。
女の子はますます分からないな〜という気持ちになりました。
メルちゃんの代わりに、沖縄旅行に行ったときにホテルでもらったカメさんのぬいぐるみを新しく使い始めました。
”こんなにあっさりと別れるなんてちょっとメルちゃんの立場になって考えるとショックだよ。”
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