子供へお金の教育をしていますか?
日本の学校ではお金について教えてくれないですよね。国民の三大義務に納税義務がありますということは教えてくれますが、それ以上具体的には教えてくれません。
そもそも自分がいくら税金を払っているのか把握していない人も多いくらいです。 給料から天引きされている人が多いのであまり気にしないのでしょうか。
国や政府側からしてみたら国民に何も対策してもらわないほうが税金がたくさん納付してもらえるのでとても良いシステムですね。
学校が教えてくれないのであれば親が教えてあげるしかありません。親がきちんと教育している子供と全く教育していない子供では将来の資産運用はだいぶ変わってくるのではないでしょうか。これも経済格差が広がっている理由のひとつであることは間違いありません。
子供へ対してお金の教育をするにあたってまず何を覚えて学んで欲しいのか考えてまとめてみました。
子供へお金の教育で教えるべきこと
我慢する力
何でもかんでもお金で買えると思ってしまう子供だと大人になってから心配です。例え家庭が経済的に余裕があっても一般的な金銭感覚をつけるために子供へ我慢することを教えたいですね。
浪費と消費と投資
お金の使い方について教えることも重要です。どんなことにお金を使うべきなのかしっかり理解してもらえるように小さい頃から教育しておきたいものです。まずは親自身はこの3つの使い方の違いについて日々の支出を見直してみることから始めるのが良さそうですね。
募金
子供にはギブ(GIVE)の精神を学んだりボランティア精神を持ってもらいたいですね。心や経済的にゆとりがあるから与えられるということではなく、与えるからゆとりが出てくるということが実感出来ると最高です。時間を費やして無償で働いたりお手伝いするボランティア活動もおすすめですが、最低限の生活は維持しなければこれも継続して活動は出来ません。
計算力
単純な収支の計算が出来ないと簡単に赤字になってしまいます。自分がいくら持っていていくら使ったのかすぐに計算できるようにしたいです。まずはスーパーなどで子供からお菓子買ってとせがまれる時なんかに必要な金額とお釣を計算させるのも良いですね。
残高管理
収入と支出を管理することは資産管理することにおいて必須ですね。収支の記録を残すためにもまずはお小遣い帳を作ることが重要です。
スマホなど電子的に保存するのも良いですが初めは手書きで書いたほうが記憶に残りますし脳も働くので一冊新しいノートを購入しましょう。
目標と計画性
何事も継続が大切です。あらかじめ期限や目標を決めておいたほうがやる気を維持して継続出来る確率が高くなります。
初めは子供と一緒に簡単な目標から設定をして達成する喜びを感じられる体験をさせることに集中しましょう。
単利と複利
理解しているのとしていないのとでは資産運用において増え方が全然違ってきます。将来の資産形成のためには理解が必須の金利です。
高齢社会になっていく中、将来年金が貰えるのか分からないという考えが若い人に増えてきており、実際年金の負担額は増えていますが貰える金額は減ってきているのもまた事実です。
税金にはどんな種類があるのか。
どういった時に課税されるのか。
節税と脱税の違いは?
このような具体的な内容は社会人になってから実戦で学ぶことのほうが多いでしょう。教科書や本で勉強するよりも自分で確定申告を1度した方が圧倒的に理解力が変わってきます。
まずは今回ご紹介したお金の教育で必要な基本をしっかりと教えていきましょう。
“お金は大事よね。でもお金に支配されてはいけない。”
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