こんにちは。シングルファザーのみなととです。
20代~40代で若くしてパートナーと死別したシングルファザーは周りにいるでしょうか?
ボクがシングルファザーになった当時、この気持ちを共有出来る人が近くにいないので心の中で葛藤がありました。
同じような境遇の芸能人では、海老蔵さんくらいしか思いつきません。
自分と同じ境遇の人は日本にどれだけいるのだろうかと疑問が出てきたので統計を調べてみました。
シングルファザーの世帯数は30年間で約1.1倍の増加
男女共同参画白書 令和4年版( 内閣府男女共同参画局)によると、シングルファザーの世帯数は増加傾向にあります。
子どものいる世帯は晩婚化や少子化で徐々に減っていますが、シングルファザーの世帯数は、昭和63(1988)年から平成28(2016) 年までの約30年間に1.4万世帯が増えています。
シングルファザーは親と同居が多い
シングルファザーの世帯構成を見ると、55.6%が同居人と生活しているそうです。
一方で、シングルマザー世帯は、61.3%が母子のみで生活しています。
シングルファザーの世帯数(年齢別)
総務省が公表している統計(2015年国勢調査)で、シングルファーザーの世帯数を「未婚」「死別」「離別」の理由別に年齢で分けたグラフです。
グラフ赤色が死別シングルファザーの世帯数なのですが、緑色の離別と比べて一目瞭然です。
40代未満で死別したシングルファザーは10分の1以下で圧倒的に少ないです。
平成27年国勢調査によると…
- 全国の子育て世帯は、1,693万世帯。
- 母子家庭は、754,724世帯。
- 父子家庭は、84,003世帯。
- 父子家庭、理由が死別は、16,839世帯。
- 父の年齢が34歳以下で死別は、394世帯。(僅か0.002%)
思っていた通り少ないことには間違いなかったです。
0.002%で何?どのくらいなのか全然分からない…
あまりに数字が少ないので、同じくらいの割合でイメージがつくようなものはないだろうかと調べてみると…
全就労者の中で、年収5億円以上の割合とほぼ同じということです。
それでもあまりピンと来ません。
他にも確率の少ないものを挙げてみます。
- アイドルと付き合える確率・・・0.0247%
- 東大に合格できる確率・・・0.12%
- 他人に殺される確率・・・0.03%
- 野球場でホームランボールをつかむ確率・・・0.026%
- 日本人が80年間宝くじを買い続けて1等が当たる確率・・・0.00797%
- 雷に当たって死ぬ確率・・・0.0012%
- 飛行機に乗った時に墜落する確率・・・0.0009%
- 山でクマに殺される確率・・・0.00046%
- 隕石が落下して死ぬ確率・・・0.0004%
雷に当たって死ぬ確率よりは低いようです。
いずれにしても、自分の周りには死別のシングルファザーはいないのです。
だからといって自分と同じような境遇の人はいないんだ。
この悲しみは誰にも分からないさ。
と投げやりになって、悲劇のヒーローを気取っていても仕方ありません。
それこそ妻に怒られてしまいます。
悲しみにつぶされないように、自分を奮い立たせるためにもこのブログを続けていきたいと思っています。
“君が残してくれた娘を何よりも大切に育てていくからこれからも天国で見守っていてね”
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