今年の夏休みになるまで動物にまったく触れなかった娘。
ちょうど誕生日も近かったこともあるのか、犬を飼いたいと言い出しました。
そんな娘へ大賛成をしたのですが・・・その時の話です。
小さい頃から犬が嫌いな娘
まずは、娘が赤ちゃんだった頃の動物に対する反応から思い出してみましょう。
犬のぬいぐるみが怖い
妻の実家に、犬が鳴きながら歩いて動くぬいぐるみがありました。
よく赤ちゃんが喜びそうなぬいぐるみです。
このぬいぐるみを動かしてみると、娘は「怖い」と言って泣いたのです。
結局そのぬいぐるみのワンちゃんは、すぐにクローゼットへと封印されました。
動物が触れない
犬はもちろん、猫もうさぎも赤ちゃんの頃から全く触ろうとしませんでした。
動物園の触れ合いコーナーやペットショップにもよく連れていき、そのうち自分から触りたいと言うかなと思ったけど全く効果なし。
生まれ持った性格もあると思うので、無理やり触らせるのも可哀想なのでそのまま時間が過ぎていきました。
5歳頃になると、猫って可愛いね~と言い始めたものの見るだけ。
たまに犬を飼っている友達の家に遊びに行ったりしましたが、触れないままでした。
犬が飼いたいという娘
ところが、この夏に娘が急に「ワンちゃん」を飼いたいと言い出したのです!
よりにもよって、猫ではなくて犬です。
それも「チワワ」という犬種も指定してきました。
ちなみに、ボクは「チワワ」が犬の中でも一番小さい犬種だとこの時初めて知りました。
飼いたい理由は可愛いから
飼いたい理由を娘に聞いてみました。
理由はいくつかあると思いますが、小さくて可愛いからということです。
妹や弟が欲しいけど、なかなかできないからというのもあるのかもしれません。
犬を飼うことには賛成して娘に提案してみた
元々、妻も犬を飼いたいと言っていたので、ボクも飼うことには賛成です。
とは言うものの、生き物を飼うことは大変なのも事実。
典型的なパターンとして、
(子供)犬が欲しい
→(親)誰がお世話するの?
→(子供)ちゃんとお世話する!
→(親)そうなの、なら良いか。
という流れで実際に飼ってみると・・・
最初は散歩に行ったり餌を用意したり、はりきってお世話するが、だんだん億劫になってくる。
→結局、親がお世話する羽目になりがちです。
それでも良いかと思いましたが、ここで簡単に娘に同意してしまうのも良くありません。
娘から欲しいものは何でも買ってもらえると思われてもダメです。
そこで、犬を飼うことには了承して、娘に2つ条件を出しました。
- まずは犬に触ってみる
- 犬の育て方を調べる
まずは犬に触ってみる
犬を一度も触ったことがないのに、お世話できるとは到底思えません。
まずは、ペットショップで実際に触ってみることを条件にしました。
これまでも何回か「次に行ったときは触ってみる!」と意気込みをアピールしていたことはありましたが、いまだに一度も触った試しがありません。
今回は覚悟を決めたのか、夏休み中にペットショップへ行ってようやく触れました。
活発な犬だとまだ少し怖いのか、おとなしい犬が良いみたいです。
そんなことで、この条件はいとも簡単にクリアできました。
犬の育て方を調べる
犬に触れたので、次に実際にどのように飼うのが良いのか娘に調べてもらうことにしました。
どうやって飼うのか分からないから調べて教えて。
飼うときに必要なものとか、毎日やることとか。
一緒に図書館に行って、犬の図鑑を読んだり、犬の飼い方についての本を2冊ほど借りてきました。
楽しそうな娘をみて、ボクも犬を飼うモチベーションが高まってきます!
きっとすぐに本を読んで教えてくれるんだろうなー。
早速家に帰ると、娘は一緒に借りてきた別の絵本を読んでました。
まぁ、まだ返却期限まで2週間あるからね。
ところが、次の日もその次の日になっても娘が読みません。
ボクも犬を飼うモードに入り、楽しみに待っていたので、しびれを切らして確認しました。
借りてきた本読まないの?
うん、まだー
と数日間で何回も聞きましたが、結局そのまま読まずに返却期限に・・・
犬を飼うのは8歳になってから?
後から娘に聞いたら、値段も少し気にしているみたいでした。
値段を気にすることは大事だけど、まぁ本当に欲しいなら大丈夫だよと伝えておきました。
すると、「2年生になったら飼う!」と言っていました。
こうして、今回は犬を飼うのは見送られることになったのです。
”娘より自分のほうが先走って、飼うモチベーションになってしまったけど、踏みとどまって正解。”
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