妻の好きなところ②美意識の高さ

自分の娘に対して、いつか大きくなったら妻みたいに

なって欲しいなという部分がいくつかあります。

ふたつめは、「美意識の高さ」についてです。

外見もボクにはもったいないくらい本当に綺麗だったな。

そんな妻の美意識が高いなと感じた出来事です。

まずは娘の出産のときの話です。

ボク

出産のときは立ち会いに行くから、
すぐに行くから教えてね!

いや来んでいいし。

ボク

え?なんで??

出産で苦しんでいるところとか、
病院で寝てるところ見られたくないやん。

ボク

いやいや気にしなくていいのに。
ボクも見たいよー。

いいから退院するまで来ないで。
来ていいよって言ったら来て。

そんな具合で出産して娘に会えたのは2週間後でした。

次にがんの手術で初めて入院したときも同じです。

お医者さんから手術の前に、

「手術した後は体力もおちて自分で歩くのも大変です。

トイレも一人では行けないと思います。」

と言われていました。

妻はそんな弱っている姿を見られたくなかったみたいで、

手術のときも来ないでと言われました。

お父さんお母さんにも歩けるようになるまで来ないでと言っていました。

そんなに我慢強くなくてもいいのに。

がん再発後の抗がん剤で髪の毛が抜けた時もです。

ボクと会うときは必ずウィッグをかぶるか帽子をかぶっていました。

自分の嫌いな姿は絶対に見せたくないんだって。

ボクは気にしないよといっても、それは自分の問題なんだって。

そして身だしなみについて。

特に結婚してからは、身だしなみにはうるさかったです。

妻はいつも綺麗な自分が好きでした。

そして旦那に対していつまでも魅力的であること。

自慢できる妻でいること。

を大切にして常に意識していました。

だからあなたもいつまでも魅力的でいるように、外見はしっかりしてねと言われていて洋服や靴など身だしなみに関するものは妻が全て選んでくれていました。

ボクは洋服とかカバンとか全然こだわりとかなくて同じ洋服を長年使っているタイプなので、くだびれたものは全て処分されました。

そして体型にぴったりあった新しいものを買ってくれました。

ビシッとした服を着ていると気持ちもビシッとするとのことです。

妻は結婚する前からよく洋服や靴を買っていました。

引っ越すときの荷物をみたときに本当に多いなと思いました。

妻の靴:30足、ボクの靴:3足

妻の洋服:段ボール10箱、ボクの洋服:段ボール1箱

あまりの自分の荷物の少なさに、

あれ?ボクの自分の荷物ってこれだけだっけ?

どこかに忘れてないか?と思ってしまいました。

最後に、朝起きてから最初にやることの話です。

歯磨き、ひげそり、顔洗う

寝ぼけている顔は見たくないみたいです。

さすがにこれは習慣にならなかったのすが、言われたらやってたくらいですね。

とにかく外見に対しての美意識は本当に徹底していました。

そんな妻が着ていた洋服や靴もずっと置いていてもダメになってしまいます。

でも捨てることなんて出来ない。

嫌だ。

と思っていたところに、妻のお姉ちゃんとお母さんが使えそうなものは持っていってくれることになったので良かったです。

長い時間が経っても使えそうなものは娘のために取ってあります。

いつか娘は着てくれるかな。

娘の体型と合うかな。

妻と同じ洋服を着てる娘をみて、ボクは何を思う?

20年後くらい先の話です。

娘も妻のように美意識の高い女の子になるのかなー

あそこまで求められるとちょっとつらいけど。

やっぱり少しはそうなってくれると嬉しいな。

まずは自分がお手本をしっかり見せていかないといけないですね。

シングルファザーなんかは特に、意識していないとダメになりそうですもんね。

“いつまでも魅力的でいられるように頑張ります。”

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